匠の技2

face

フェンダーのスーパーリバーブ

気付けばもう長い間ライブでメインアンプとして使っているフェンダーのスーパーリバーブ。たぶん1966~67年くらいの物です。

元々は音は出るけど要メンテナンスのジャンク品として入手した物で、オレがまともに改造やメンテナンスをした記念すべき最初のアンプです(笑)。

スピーカーを取り付けるバッフルボードがボロボロになってて、片側が外れてる状態だったのでパインの集成材で自作。オリジナルのスピーカーを使って10インチ4発で製作したけど、なんか物足らない感じだったので12インチ2発に作り変えました。スピーカーは現行復刻物のJENSENベルアルニコです。

内部回路は定数はほぼオリジナル通りで、劣化したコンデンサーや抵抗を交換してあります。一部音がザラつくコンデンサーはまろやかな感じの物に交換。

ライブでは使わないので、キャビネット下部に取り付けてあったリバーブタンクは外してあります。

スピーカーケーブルをWEにしたり、電源ケーブルをBELDENにしたり、いろいろ実験をした形跡が残ってます(笑)。自作のステップアップトランスを使って電源を昇圧、写真にはありませんが小さい扇風機を中に仕込んでからは、大きなトラブルも無く安定してます。

そういえばこれ、レコーディングではほとんど使ってないなぁ(^^;

今度何かに使ってあげよう。