匠の技2

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フェンダースタジオベース

ここ数年、ベースアンプはこれしか使ってません。

 

70年代末から80年代初頭の数年間だけ生産された、フェンダースタジオベース。

オリジナルは15インチのスピーカーが搭載されたコンボアンプなんですが、あまりに大きい&重いのでキャビネットを自作してヘッド化しました。

 

そのついで、と言ってはなんですが、内部もほぼ別物に作り変えてます(笑)。オリジナルはパライコが付いたりハイを不自然なまでにカットしたりしてプリ部分であれこれいじり回してますが、定番のベースマンのプリにしてあります。

 

一旦全てのパーツを外して新たに組み上げる時に、シャーシやプリ管のシールドを赤のシュリンク塗装にしてあります。ビンテージオリジナルなのに(笑)。裏側から見ると完全にニュータイプ専用機です。

パワー部分の回路はほぼオリジナル通りで、プリ部分はほぼベースマン100。なので現状ではベースマン180って感じですかね~?ボリューム、トレブル、ミドル、ベース、マスターボリュームのシンプルなコントロールですが、穴開きが嫌なのでパライコ部分のツマミも残ってますが、全てダミーです。

 

アウトプットトランスをマーキュリー製に変えてあるので、通常の8Ωに加えて4Ωも出せるようになってます。

フルで組んだアンプは2台目ですが、今まで一度のトラブルも無く、対バンさんの評価も上々。試作エフェクターの実験に使ってもわかりやすいので、何かと役立ってます。